社用車で事故が起きてしまったら誰の責任?対応と対策について
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社用車の管理
社用車の管理
皆様の会社では、業務上車両を利用する機会はありますか?当社はよく業務で車両を利用します。もともとオートバックスというブランドを運営している事から、車両利用の管理は厳しく行っているものの、直近で点呼に関する道路交通法改正のニュースもあり、当社においても、改めて社用車の利用を今までよりしっかりと管理しないといけない気運が高まっているように感じます。この記事にたどり着いて頂いた皆様も、もしかしたらそんな状況から検索をされたのではないでしょうか?本記事では改めて、社用車の利用、という事に対してリスクと、コストの面から考えてみたいと思います。
自動車の利用において、やはり一番最初に連想するリスクは、事故ではないでしょうか?重大な交通事故を起こした場合、会社の社会的信頼を損なう可能性はもちろんの事、事故を起こした本人、事故にあった方、双方の人生を大きく狂わせてしまうものであることから、会社は従業員とその家族を守るために、対策を講じておく必要があると考えます。
当然、プライベートで車両を利用する場合も事故のリスクはありますが、社用車を運転する場合は、下記のような状況である事から、やはり会社は車両管理をしっかり行う必要があるのではないかと考えます。当然、安全運転意識の高い方、そうでない方の差はあると思いますが、業務で車両を利用するという、特殊なシチュエーションだからこそ発生するリスクもあるのでは?と考えます。
②例えば、車両の状況から考える
皆さんは、自家用車がいつタイヤ交換をしたか何となく覚えていますでしょうか?〇年前に車検をしたから替えたな。など思い当たる方もいると思います。ところで、会社で共用使いしている車両が、いつタイヤ交換しているかな?など気にしたことがありますでしょうか?会社の車のタイヤ空気圧を測ったことなどありますか?当社の場合は、車の会社なので、たまにそんな人もいるかもしれませんが、多くの方は気にしない事が多いのではないでしょうか?
こういった事は、「体調が悪い時は車を運転しない事」「車両を乗る前には点検してから乗車する事」と通達を出しても、対策は難しいのではないか?と思います。だからこそ、仕組みを作り、運用する事で、管理をする必要があるのではないでしょうか?
一方で、管理をすれば当然ですが、運用にはコストが掛かります。自動車業界にいる当社としては少し寂しいですが、最近では適正車両というキーワードで、車両利用自体のコスト削減も、シビアに管理している企業様が多いのではないでしょうか?また、多くの企業様で、当たり前にしている事と思いますが、リスクコストという考え方で、大きなリスクが発生した場合の、突発的な費用発生を抑えるために、常日頃から費用を均一に揃えて支払って、備えておく。という事もしていると思います。自動車保険や車両のリース契約などがまさにその例です。こちらに関しては、安全運転支援装置の発展や、保険料金に関する様々なサービスも出ておりますので、毎年見直しなどをされていると思います。一方で、機会損失をコストと捉えた場合はいかがでしょうか?例えば、事故を起こしてしまった。バッテリーが上がってしまった。などの突発的なトラブルにより、商談に向かえなくなった。などもある意味コストとして、考えられると思います。いずれにしても なるべくコストを適切に抑えて車両を利用するためには、車両状態や運転手の状態把握が必要になってくると思います。
今回の記事では、車両管理について改めて、リスクとコストの面から考察をしてみました。車両の運用台数や、利用方法などにもよって違うと思いますが、どんなに少数の車両利用であっても、改めて最低限の管理・運用が必要なのではないか?と思います。当然、方法はExcelなどのPCツールを使ったものでも良いと思いますし、運用が問題ないのであれば、紙管理などのアナログでも良いと思います。もし、車両の管理についてあまりご検討されたことが無いようであれば、12月1日から法令改正になるタイミングで、一度ご検討頂くのはいかがでしょうか?
当社では、車両管理サービスを展開させて頂いておりますが、まずはどうすれば良いか分からないので、話だけ聞かせて。などのご相談にも、担当営業が丁寧にご案内させて頂いております。少しでもお話を聞いてみたいなと思って頂けましたら、下記からお問い合わせ頂けますと幸いです。
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