社用車管理の重要性~2024年5月伊勢崎市で発生した飲酒運転事故から考える~
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安全運転管理
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安全運転管理者、選出していますか?選任をしたら必ず届出を提出しなければなりません。
以前は運転免許証、戸籍抄本など必要な書類を揃えて自動車の使用の本拠地を管轄する警察署まで行く必要がありましたが、令和4年1月4日からはオンラインでの申請が可能になり、日々忙しい業務に追われる皆様にとっては大変便利になってきたのではないでしょうか。
今回はオンライン申請の流れから届出に必要な書類、リンク先など簡単にまとめましたので参考になれば幸いです。
安全運転管理者制度についてはこちらの記事で詳しく記載しておりますが
まず、安全運転管理者は、自動車5台以上(乗車定員11名以上のものは1台以上)を使用している事業所(自動車使用の本拠ごと)ごとに1名選任する必要があります。
また、使用する自動車の台数が20台以上になった場合、20台毎に1名、副安全運転管理者を選任する必要があります。
道路交通法第74条3第5項では以下の通り定められています。
「自動車の使用者は、安全運転管理者又は副安全運転管理者(以下「安全運転管理者等」という。)を選任したときは、選任した日から十五日以内に、内閣府令で定める事項を当該自動車の使用の本拠の位置を管轄する公安委員会に届け出なければならない。これを解任した時も、同様とする」
つまり、安全運転管理者等を選任したら、選任した日から15日以内に公安委員会(所轄警察署経由)に届出なければなりません。
※以下の県では、警察行政手続サイトは利用できません。
各県の電子申請方法については以下のリンクよりご確認ください。
表示されているリストの中から、道路交通法関連(安全運転管理者制度)を選択します。
その後、右側に表示された対象の手続きを選択します。
申請届出書様式をダウンロードし、必要事項を記入した後に「申請・届出開始」ボタンを押します。
申請・届出ページにアクセスするためのワンタイムURLを発行後、そちらにアクセスしていただき手続きを進めてください。
以降詳しい手順については、「警察行政手続サイト 操作方法」(出典:警察庁)をご確認ください。
※警視庁のサイトより申請書類の一式がダウンロード可能です。
・安全運転管理者又は、副安全運転管理者に関する届出書
・戸籍抄本又は本籍(外国人にあっては、国籍等)の記載のある住民票の写し
・運転免許証の写し
・運転記録証明書(3 年若しくは 5 年のもの)
・安全運転管理者又は、副安全運転管理者に関する届出書
・安全運転管理者又は、副安全運転管理者に関する届出書
※その他必要な書類については都道府県警察の手続きサイトにてご確認ください。
今回はオンライン申請についてフォーカスしてお話してきましたが、もちろん企業や事務所を管轄する警察署の交通課窓口で直接届出を提出することも、書類を郵送することも都道府県によってではありますが可能です。
もし安全運転管理者を選任していたとしても、届け出をしなかった場合は、届出義務違反として「5万円以下の罰金」が科せられます。
安全運転管理者の選任基準を満たしているにもかかわらず、選任していない、届け出を提出していない、なおかつ事故を起こしたとなれば、企業の社会的信用が失われ、事故責任の係争や損害賠償訴訟等でも不利な状況に陥るため注意しましょう。
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